PHP - BASIC - 6. PHPの分岐構造 - 1. if文

まずは if 文を使う簡単なプログラムを見てみましょう。次のプログラムは変数 $dice のデータが 4 以上の場合には "Win" と出力するものです。次のプログラム( choice1.php )を作成してみましょう。

<?php
$dice = 6;

if ($dice >= 4) {
  echo "Win";
}

まずは作成したプログラムを実行してみましょう。ターミナルから次のように実行します。

$ php choice1.php
Win

if 文は分岐構造を定義する構文です。if文の条件式 () の評価結果に基づいて処理の実行有無を決定します。

if (条件式) {
  // 条件が成立した場合に実行する処理
}

上記のように () の中に条件式を記述し、 {} の中に条件が成立した場合に実行する処理を記述します。 if 文の構文は while 文と同じです。 if 文は while 文と異なり条件が成立したときに一度だけ処理を実行します。

さきほどのプログラム( choice1.php )の場合、条件式 $dice >= 4 となっています。これは「変数 $dice4 以上」という条件を定義しています。ここでは変数 $dice の初期値に 6 を代入しているので、条件式は成立する(評価結果は true )となることになります。

まとめ

  • if 文を使うと分岐構造を定義できる
  • if 文の条件 () が成立する場合、直後の処理ブロック {} が実行される
  • if 文には elseelse if を組み合わせることもできる