変数の命名規則

先ほどのプログラム(var1.php)を再度確認してみましょう。

<?php
$name = "Andy";
echo "Hello ";
echo $name; # => Hello Andy

便宜上、# => コメントによって出力結果を表現しています。

上記のプログラムの中で$priceの部分が変数になります。PHPの変数は先頭文字を$記号で始める必要があります。また$記号で始まる変数名には半角英数字やアンダースコアを使って変数名を記述します。ただし$記号の直後に数字を使うことはできません。

たとえば次のプログラム(var2.php)では$name$name2$all_namesという3つの変数を利用しています。いずれも妥当な変数名です。

<?php
$name = "Andy";
$name2 = "Betty";
$all_names = $name . $name2;
echo $all_names; # => AndyBetty

文字列データは文字列演算子.で連結することができます。演算子の詳細については後述します。

一方で次のようなプログラム(var3.php)は変数名のルールを満たしていないのでエラーとなります。

<?php
name = "Andy";               # $記号で始まっていないのでエラー
$2name = "Betty";            # $記号の直後に数字は使えないのでエラー
$all-names = $name . $name2; # 変数名に-(ハイフン)は使えないのでエラー

大文字小文字について

変数名は大文字小文字は区別します。次のプログラム(var4.php)を見てみましょう。

<?php
$name = "Andy";
$Name = "Betty";
$NAME = "Carol";
echo $name; # => Andy
echo $Name; # => Betty
echo $NAME; # => Carol

ここでは$name$Name$NAMEという3つの変数を定義していますが、それぞれ異なる変数として利用することができます。

それでは変数名の大文字小文字はどのように使い分けるべきでしょうか。多くのプログラミング言語では推奨する名前の付け方(命名規則)が存在します。たとえばFirst nameという名前の変数を定義する場合、C言語やJava言語だとfirstName、Ruby言語だとfirst_nameのように定義します。

前者の命名規則をCamel Case、後者の命名規則をSnake Caseなどと呼びます。Camel(らくだ)やSnake(へび)という意味です。

それではPHPの変数の命名規則はどちらを使うのかというと、変数名の大文字小文字の扱い方について厳密なルールはありません。開発するアプリケーションの中で統一した書き方を意識していくと良いでしょう。


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