PHP - BASIC - 2. PHPの変数 - 4. 変数の代入

変数にデータを代入するには = 記号を使います。 = 記号は代入演算子とも呼ばれます。ここでは 以前に作成したファイル( var1.php ) を再掲します。

<?php
$name = "Andy";
echo "Hello ";
echo $name; # => Hello Andy

このプログラムでは = 記号(代入演算子)を使って、変数 $nameAndy というデータを代入しています。

変数の代入は次のような構文になります。

$変数名 = データ;

プログラムの構文としては代入先となる変数をまず先に記述し、次に代入演算子 = 、それから変数に代入したいデータを並べます。たとえば次のような記述は誤りです。

<?php
"Andy" = $name; # 代入先の変数を先に記述していないのでエラー
echo "Hello ";
echo $name;

このような誤りはプログラミングを学び始めた頃によくあります。英語のように左から右に単純に読み進めてしまうと、上記のような書き間違いをしてしまいます。プログラミングにおいては、必ず代入先となる変数名を先頭に記述する、という点を意識しましょう。

変数の再代入

変数は代入したデータを新たな代入により上書きすることもできます。次のプログラム( var5.php )を作成してみましょう。

<?php
$name = "Andy";
echo $name; # => Andy
$name = "Betty";
echo $name; # => Betty

プログラムを実行すると echo による初回の出力では Andy が出力され、2回目の出力では Betty が出力されるのがわかるでしょう。このように変数に代入されたデータは、次の代入時に上書きされることになります。

まとめ

  • 変数にデータを代入するには = 記号を使う
  • = 記号は代入演算子と呼ぶ
  • 変数の中のデータは新たなデータの代入で上書きされる