chap2 Webサーバ

続いてもう一つPHPの面白いところを紹介しておきましょう。ここではさきほど作成したhello2.phpについてもう一度取り上げます。

<?php
$message = "Hello PHP";
?>
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
  <head>
    <meta charset="utf-8">
    <title><?php echo $message ?></title>
  </head>
  <body>
    <h1><?php echo $message ?></h1>
  </body>
</html>

プログラムについておさらいしておきましょう。hello2.phpはPHPプログラムです。そのためブラウザで直接開いてもHTMLのように表示されませんでした。

そこで私たちはターミナルからPHPプログラムを実行することで目的のHTMLを作成することができました。

上記の出力結果であるHTMLをブラウザで読み取ることができればどうでしょうか。たとえば上記のHTML出力をコピーして、テキストエディタに貼り付けて、名前をhello2.htmlとして保存して、ブラウザでhello2.htmlを開く、という一連の手続きを行えば実現することができそうです。このような一連の手続きはApacheなどのWebサーバを使えば自動化することができます。

それではApacheをインストールしてみましょう、となると、また覚えることが増えてしまいます。Apacheのインストールは難しくはありませんが、私たちの今の目的はPHPプログラミングを習得することです。欲しいのはPHPの出力結果をHTMLのように表示してくれるWebサーバであって、Apacheではありません。話が長くなりましたが最近のPHPはすぐに使えるWebサーバが搭載されています。PHPに標準で付属するWebサーバはビルトインサーバと呼ばれます。

ビルトイン(Built-in)は組み込み、という意味です。PHPの実行環境に組み込まれているWebサーバと考えると良いでしょう。

ビルトインサーバを起動するにはターミナルから以下のように入力します。

$ php -S localhost:8000

phpコマンドに-Sオプションを指定して起動します。このときlocalhost:8000と指定しています。これについては後でゆっくり学習しましょう。コマンドを実行すると次のように表示されるでしょう。

$ php -S localhost:8000
PHP 7.2.13 Development Server started at Wed Apr  3 09:12:00 2019
Listening on http://localhost:8000
Document root is /Users/murayama/Desktop
Press Ctrl-C to quit.

ターミナル上でWebサーバ(ビルトインサーバ)が起動し、待機状態となります。この状態でブラウザを開いて以下のURLにアクセスしてみましょう。

http://localhost:8000/hello2.php

次のような画面が表示されればOKです。


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